ケース6(農業用作業車)について

農業用作業車は、農耕トラクタや農業用薬剤散布車、刈取脱穀作業車及び田植機などのおおくが特殊自動車として登録されています。ですから、一般ユーザーの方が使用する白ナンバーの車というものは少ないのですが、一部いわゆる軽トラなどは白ナンバーで登録されているものもあります。
普通に家庭用の車両としても使えるので便利なのですが、こういったタイプの車種を廃車・自動車解体などの手続きするにも一定の注意が必要です。というのは、こういった車種を新車登録した際に、作業用車両として、税金の優遇措置を受けている可能性があるからです。
軽自動車税の自家用(一般家庭向け)と貨物用(業者用)の間で税額に差があるのと同様に、同じ事業用でも工業用と農業用の間でも税額に差をつけています。まず、自家用は、家庭にも車のある人とない人では、贅沢度が違うと言うことで、贅沢品の扱いとなっていて、比較的税額が高く設定されています。次に、事業用は生産用の用途で使用されるものですから、生産物を生み出す手段の道具とみなされて、比較的税額は低く設定されています。
それで問題になっている農業用作業車などの農耕用ですが、日本の農業はコストに対して生産性が低く、その上に農業用作業車に税金をかけると、生産コストにはねかえってますます高騰してしまいます。日本の農業の国際競争力がないために、現在のように食糧自給率が下がってしまったので、国策として、日本の農業生産物の価格がこれ以上高騰するのを防ぐために、税額を低くしているのです。農家の一般ユーザーが、何も知らないで廃車・自動車解体などの手続きを進めるよりも、事情を考慮して、買い換えを進めるべきでしょう。
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